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窓の種類は、光熱費にも関係があります!!

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高性能エコハウスには「樹脂窓」
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家を建てる時。

いろいろなことを考えて、進んでいくことになりますが、
目に見える「間取り」や「デザイン」、またお客様からよく聞かれる「耐震性能」など、
こだわりをもって検討される項目と内容があります。

私たちが、月に一度開催している「家づくり学校」(次回は10月16日)でも、
家づくりの「価値」と「テーマ」を考えましょうということをお話ししていますが、

目に見えない「温熱環境」は、後回しにされがちなこともあります・・・
温熱環境というと難しく聞こえるかもしれませんが、
わかりやすく言えば「夏も冬も気持ちイイ家」ということです。

気持ちイイ=快適な家。
暑くない、寒くない ・・・ちょうどイイ家。

そんなこと、当然よ!
だから冷暖房が欠かせないし、性能の良いエアコンを選びたいわ~

そうですよね。
今年の夏も猛暑でしたし、だいぶ気温も下がってきて秋の気配も色濃くなってきましたが、
今年の冬はどうでしょうか。

夏は、冷房で体を冷やし、冬は暖房で体を温める。

と、思っていませんか??


突然ですが、人は、「恒温動物」です。

実は、夏でも冬でも体温はほとんど変わりません。37度くらいです。
みなさんも、夏と冬で季節にあった体温に変わらないですよね。

一方で、活動量に応じて「代謝熱」というものが発生します。
「基礎代謝」という言葉も、聞かれたことがあるかと思います。
何もしないで動いていなくても、ある程度の熱を放出しているわけです。

この熱を、速やか~に逃がす必要があるのですが、
夏は、周りが暑いので熱を逃しにくい
冬は、周りが冷たいので熱が逃げすぎる!

そこで、夏は皮膚の表面温度を上げたり、汗を書いたりして放射量を増やし、
冬は、表面温度を下げて放射量を減らすように体が働きます。
この変化をカラダセンサーが感じて、「暑い!」「寒い!」と認識するわけです。

気持ちイイ=快適な家。
暑くない、寒くない ・・・ちょうどイイ家。 とは、
カラダが適温の範囲で、ちょうどよく放熱できる家。 とも言えます。

それを実現するには、
ソトからの熱の入り、ウチからの熱の流出を抑えていくことがポイントで、
カギとなるのが、「窓」です!!


壁の中には、しっかりと断熱材が入れられても、窓には入れることができません。
そこで、断熱性能の高いガラス+断熱性能が高いフレームを使うことが大切です。

性能の良い窓は、家と健康の大敵。結露対策にも有効です!
性能の低い窓だと、窓枠が半分入っている壁の中で結露を起こすこともあります。

窓の種類は、光熱費にも関係があります!!_a0300703_21544120.jpg

窓の性能は、家の性能に直結します。
ちなみに、アルミフレーム+ペアガラスの家では、
窓からの熱の出入りとして、夏は全体の74%入ってきて、冬は52%出て行ってしまう というデータもあります。

窓の種類は、光熱費にも関係があります!!_a0300703_21551777.jpg

高性能なエコハウスには、「樹脂窓」があっています。
樹脂の断熱性能はアルミの、約1,400分の1!!とても熱を伝えにくい素材です。
アルミ鍋の取っ手は樹脂で出来ています。アツくないでしょ。

窓の種類は、光熱費にも関係があります!!_a0300703_21553589.jpg

でも、樹脂って、弱そう・・・
洗濯バサミとかバケツが日に焼けて割れたりします。
あれは、ポリプロピレン(PP)という種類で、

樹脂窓に使われるのは、PVC(塩化ビニル)です。
耐久性に優れ、自動車の部品や地下の下水管などに幅広く使われています。


気持ちイイ=快適な家。
暑くない、寒くない ・・・ちょうどイイ家。 とは、
カラダが適温の範囲で、ちょうどよく放熱できる家。
熱の出入りが抑えられた家。 とも言えます。

窓の種類は、光熱費にも関係があります!!_a0300703_2156291.jpg

「多摩湖の家」では、すべての窓に「樹脂窓」を採用しています。
ぜひ現地にて、体感してみてください!

(あいメル 659号より)
by aiba-town | 2016-09-27 19:24 | 多摩湖町

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